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初めての浴衣1

浴衣を縫いました。

初めての浴衣1-1


デジカメも買いました。




※縫いあがってからデジカメを買ったので、制作過程の写真はすべて携帯カメラで撮影されたもの。



+++++++++++++++



去る9月初め、まだまだ残暑厳しき折。
キルカさんに浴衣を縫ってあげようと立ち上がった。

親切な方からドール専門雑誌を何冊もいただいていて、その中に
Dolly Dolly vol.12「今日から着物はじめ」
があったのを思い出す。

初めての浴衣1-2


内容はたいそう本格的で、初心者にはなかなかむつかしいと評判。なんとかなるだろうで始まって、なんとかはなったけれど、その意味をこれでもかと噛み締めた2ヶ月間だった。



和裁をやっていた叔母に、初心者向けの浴衣の生地を伺う。
3秒くらい考えたのちに、
「…いらないTシャツで縫いな。」
という答えをいただいたので、材料すべてが無駄になる覚悟を決めた。

初めての浴衣1-3


綿、と着物用の帯の端布。
夏の季節の終わりということで、浴衣用の紬や綿絽、麻の生地は端布しか売られておらず、少し残念だった。
着物になっても変じゃない布地から、キルカさんに似合う色と風合いを選んで、消去法で購入した。



袖を縫う。

初めての浴衣1-4


裏返しにして、カーブをつくりながら縫っていく。


初めての浴衣1-5


袂のカーブ部分は、二重に縫って補強する。


初めての浴衣1-6


カーブ部分は和服の中でも萌えな部分であるらしく、丸み型、などというアイテムをつかって丸みをつけてコテで抑えろ、と書いてある。
丸み型もコテもないので、ダンボールを切り抜いて作ってアイロンで抑えた。

結局ダンボール製丸み型はほとんど使わなかった。和服に対する萌え意識が足りないのだろうか。



袖の、手を出す部分を三つ折りぐけにする。

初めての浴衣1-7


三つ折りぐけは萌えな作業だった。くける、という作業が好きだ。


片方の袖ができる。これ1つを縫い上げるまでに2週間かかった。

初めての浴衣1-8


もう一つの袖も縫う。
同じ型紙で同じように作ったというのに、

初めての浴衣1-9


何故ズレるのか。縫い直しに3日かかる。



この頃から、「くける」「きせをかける」等和裁の専門用語にゲシュタルト崩壊し始める。

「ここにきせをかけよ」という指定を「くけよ」と勘違いして、まるで雑巾縫いのような状況になってくる。気づいたときにはもう遅い状態になっていたのと、もうこれでいいやと思ってしまったので、次回気をつける。




体部分(見頃という)を縫う。

初めての浴衣1-10


背にきせをかけてくける。
↑こんな指定ばかり。ゲシュタルト崩壊も仕方ないと思う。


初めての浴衣1-11


分かれている方が体の前にくる部分。


初めての浴衣1-12


脇の、前部分と後ろ部分をそれぞれ三つ折りにしてくける。


初めての浴衣1-13


結構神経をつかって三つ折りにしたのに、幅がぜんぜん違う。次回(略


初めての浴衣1-14


和服には「おくみ」というものがある。
着物を体の前に合わせるとき、重なる部分。そこを縫う。


初めての浴衣1-15


おくみの角は、額縁仕立てという縫い方でこんな感じに縫う。額縁仕立ては、簡単な上にきれいに縫えるから萌える。


おくみを体部分(見頃)につけた。

初めての浴衣1-16


この辺になると、呪文のような指定が続く。
例として、以下の文を載せてみる。
「おくみの剣先と見頃のおくみ下がりを合わせて下前おくみと下前身頃を中表に重ねて」
1工程を解読するのだけで半日が過ぎる。上の文は1工程の3分の1くらい。

縫うのより解読するのに時間がかかる。



読解力と技術が足りないので、説明書きとは異なる部分が出てくる。

初めての浴衣1-17


これ、こんなに差が出てはいけない。
かなり説明が端折られているので、「あとでなんとかなるようにここは縫わないでおこう」と思っていら裏目に出た。


初めての浴衣1-18


必死になって縫う。
ここでも「三つ折りぐけにせよ」などという指定がなされたけれど、この差分の布地を、おくみの三つ折りぐけの幅に合わせなければならない。

九つ折りぐけくらいになった。ぶっとい布団針で縫った。
裾、超重い。


初めての浴衣1-19


なんとかなったことにした。



衿(えり)をつける。

初めての浴衣1-20


まったく想像の外の作業に入る。
ここからの呪文は今までの比ではないほどむつかしい。
次の工程の説明がつかなくなる事態が5回ほど発生したので、その都度最初から縫い直した。


感動の瞬間。

初めての浴衣1-21



体部分に袖をつける。

初めての浴衣1-22


これも3回ほど説明のつかなくなる事態が発生したので、その都度最初から縫い直した。

心が折れる、などと自分を顧みられないほど、ゲシュタルト以外にもいろいろ崩壊した。


萌え作業「かんぬき留め」

初めての浴衣1-23


これはかわいい。救われた。



完成。

初めての浴衣1-24


1ヶ月半以上(解読に)かかった苦心の作。

キルカさんに着せてみよう、と思ってはたと気づいた。

初めての浴衣1-25


浴衣には紐が必要だった。いそいでガーゼ生地で紐を2本つくる。



着せた。

初めての浴衣1-26


。゚(゚*´Д`゚)゚。
かわいいかわいい超かわいい…!!!

着せてみた途端、色気がぶわっと湧いてきてびっくり。今まで着ていたドロワーズ&ワンピースが少女の装いだったからか、余計にすごい。
色も柄もよく似合って…(惚れ惚れ)
いろいろ報われたよ。ありがとう。

呪文とか心が折れるとか報われるとか、そんなこと書いていてなんですが、今から思えばわかりやすい本だったと思います。まったくの和裁初心者が最後まで縫うことができたから。
わからなくてネットで浴衣の縫い方を調べてみたら、この本とは比べものにならないくらい独特の空気が流れていて、余計に混乱したことを付け加えておきます。



帯も縫う。
Dolly Dolly vol.12は「着物」の作り方が載っているので、浴衣用の帯の作り方は載っていなかった。(着物用の帯の作り方は3種類載ってる)

なので、「USAKOの洋裁工房」様(HP⇒)の型紙をお借りした。片蝶結びにしてみる。

浴衣を縫い上げたので気が緩んで、帯を縫うところを1枚しか撮ってなかった。

初めての浴衣1-27


マジックテープで留める帯。針で穴を開けて縫いやすくした。

浴衣の着付にえらい手間がかかったので、帯はこれでよかったと本当に思った。



初めての浴衣2」に続く。



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2012.11.09(Fri) | お洋服 | cm(0) | tb(0) |

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